2025年 12月 29日
さえずるオルガン * l'orgue gazouillant
クリスマス飾りの小鳥や林檎🍎
降誕節(クリスマスシーズン)は1月6日まで続きます。
12月最後の日曜日にオルガン・コンサートを聴きました。
パイプオルガンとメシアンに取り組む高校生の小説を思い出しつつ。
あのころは、オルガン奏楽者になる日が来るとは思いませんでした。
ルカというゆかしき名前のオルガニストその仏蘭西(ふらんす)のひびきを聴かむ
異邦人のすくいの主の声色を変えつつ弾かるコラールのふし
the melody
of the choral Nun Komm
is played
with three tones of voice of
der Heiden Heiland
”とほほエピソード” はFM「古楽の楽しみ」でも話題になりました。
ルカさんのレジストレーションによる、堂々たるペダルの金管的な音色が、
この春パリで聞いた、カヴァイエ・コル作のオルガンを思い出させます。
降誕節の主日にふさわしい「装いせよ、おお愛する魂よ」は渋めの音色。
そして、メシアン!
降誕、平安、囀りの三つのテーマを教えてもらった後、演奏に聴き入ります。
降誕のお告げと平和とさえずりと一つになりて轟く歓喜
la joie
de la nativité, la paix, et
le gazouillement,
un mélange des trois
résonne dans la chapelle
(終演後、一部を二度弾いてくださいました。ありがとうございます)
メシアン「鳥のカタログ」より(ピアノ譜)* une partition de piano (Messiaen)
メシアンは小鳥の声を採譜した作曲家です。
ピアノでたどたどしく弾いてみたことはあるのですが…
ルカさんのオルガンによる小鳥の声は、聖なる歌へ昇華されています。
残響の少ない木の聖堂の、パリの石の聖堂よりもシンプルな音空間。
ふと、春日の馬酔木(あしび)の森にいるような気がしました。
ささやきの小径(春日野、2010年代)
馬酔木咲くささやきの道のさえずりを奈良の御堂のメシアンに聴く
j' écoute
les gazouillements
dans un bois de Kasuga,
à travers Olivier Messiaen
joué à un église à Nara
鳥たちの言葉について語りたし さえずり愛でしO.メシアンに
j'aimerais parler de
la grammaire des oiseaux que
un japonais étudie,
avec Olivier Messiaen(1908-92)
qui aimait leurs chansons
パイプオルガンに寄す
来る年もこのオルガンのレッスンを受くる幸いハレル、ハレルヤ
リードオルガンに寄す
むかしから奈良の御堂をみまもれる おるがんの音(ね)は人の声めく
オルガンにはVoix humaine(人の声) というストップもあります
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by snowdrop-uta
| 2025-12-29 15:15
| 四季の行事(Xmas)










