2019年 12月 20日
エルメスのツリー風に* metasequoia d'Hermès?

朝の月へ背伸びするメタセコイア。てっぺんに飾りが欲しいのでしょうか?
(昨年11月の写真を蔵出ししてきました)
An avenue of metasequoia reaching up to the morning moon.
Does this tree want a moon/star-shaped ornament on the top?
These photos were sleeping in my archive of November 2018.

エルメスのツリーそっくり?(2015年の日本経済新聞)
Similar to a French Christmas tree on NIKKEI 2015?

並木道の光と影
The sun and shade of the avenue.

根元の街路を写さなかったのは、この並木に
ベルリンのウンテル・デン・リンデンを重ねる父のため♪
じつは、snowdropは訪ねたことがありません。
リンデン(菩提樹)の並木道も、ベルリンの壁も…
These photos exclude the road of this avenue so that
my father can remember Unter den Linden in Berlin.
As for me, both the avenue of linden and the Berlin Wall
are unknown territory.

「ある日の夕暮れなりしが、余は獣苑を漫歩して、ウンテル・デン・リンデンを過ぎ、
我がモンビシュウ 街の僑居に帰らむと、クロステル巷の古寺の前に来ぬ。」
― 森鷗外『舞姫』
Mori Ogai studied in Germany from 1884-1888.
Unter den Linden, 1886(Wikipedia)
森茉莉のパッパ鷗外もあふぎ見し菩提樹並木の黄葉(くわうえふ)とほし
Ich denke
die gelben Blätter
von Unter den Linden
zu denen Mori Ogai,
Papa von Mori Mari aufblickte

バイエルンとチューリンゲンの州境の「死の回廊」跡に生まれたグリーンベルト。
今年はベルリンの壁崩壊から30年です。(日本経済新聞11月3日付記事より)
The Green Belt (Grünes Band) has appeared on the ruins of the Berlin Wall.
Thirty years have passed since the Fall of the Berlin Wall on 9 November,1989.
grünes Band には「緑のリボン」の意味も
クリスマスなおまけ ⛄ Christmassy Bonus
赤いリボン 🎀 ruban rouge

鷗外の娘、茉莉はフランスを愛しました。
Une fille d' Ogai, Mari aimait France 🎀
(All Rights Reserved)
菩提樹の黄葉が、ペルージャ近郊でもみごとで、近くを通るたびに、うっとりしながら眺めていました。『舞姫』、大学の日本文学講読の授業で学んだときは、当時の留学生の使命感と日本と反する欧州の大学に漂う自由の精神などを中心に学びましたが、自分が今こうして海外に暮らしてみて女性の立場から考えると、ひどく残酷な物語ですね。Madame Butterflyと、いい意味でも悪い意味でも対をなしているのですが、まあ、豊太郎さんの場合には、国を背負ってという思いから別れを切り出したので、ピンカートンほどの悪人ではないけれど、一人の女性の運命を奈落の底に突き落としたという点ではまったく同じですもの。
メタセコイアは季節の深まりとともに色を深め、赤褐色へとうつりゆきます。
私も昨秋の他の方のブログでメタセコイアの紅葉を見て
この記事を作りたくなり、写真を蔵出ししてきたんです。
菩提樹の黄葉、菩提樹の花とともに長年の憧れです(菩提樹のお茶も好きです)。
『舞姫』、高校三年の国語の授業で数回にわたる大議論になりました。お心が向かれましたら、お手すきの時にでもどうぞ。
https://ramages2.exblog.jp/25499965/ (高校の同窓会でも話題になりました)
蝶々夫人のほか、ピエール・ロチのお菊さんも有名ですね。
『舞姫』のエリスは逆バージョンといえるでしょうか。鷗外自身の実体験ではありますが…
ps. オルヴィエートのファサード、夕日のプロジェクションマッピングみたいですね。
豊太郎が母から受け取った手紙の内容はどんなものだったかという大学の授業での問いに、友人が「豊太郎さん、お元気ですか」と答えたら、先生が、国を背負っての留学というのにという非難と、自らの死をほのめかせた手紙だったと説明されていたように覚えていて、その授業のことも思い出しながら拝読しました。
リンク先の過去記事をほかならぬnaokoさんに読んでいただけて、綴った甲斐がありました。
私たちが高校生・大学生だった頃から、『舞姫』の研究が進捗しましたね。
「鷗外の恋人~百二十年後の真実~」というドキュメンタリー番組が
NHK BSで放映されたのは2012年のことでした。
作中で豊太郎が受け取った母からの手紙の内容についても、さまざまな説があるようです。
またこれから新たな発見や視点が出てくるかもしれませんね。
鷗外には子供が多いので、それぞれの視点から見た父鷗外を比べるのも興味深いです。
夜更けにありがとうございます。
イブの朝に嬉しいお知らせを拝読しました。
ノエルの贈り物をいただいた気分です♡ ありがとうございます。
ちなみに、くるみ割り人形の国、ロシアでは
クリスマスは1月上旬まで続きます。
どうぞごゆっくり。。。

