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スズランの思い出 ~ 子供の日に寄す * ma mémoire du muguet

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はじめて撮った、ほんもののスズランの写真…
いえ、初めてではありません。むかし旅先でも撮りました。
海辺のホテルの朝ごはんに添えられていたスズランの一枝。
5月初めのスズランの日。フランスではスズランを大切な人に贈ります。

Voici ma première photo du muguet…
Non, ce n'est pas la première fois !
Voilà ma photo du muguet en France, en 2004…



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プルーストゆかりの海辺のホテルで(2004年)* l'hôtel où Proust passait le printemps et l’été


「7時45分、ノックの音とともに、黒服の女性が朝食の載ったお盆を運んできてくれました。ボンジュール・カードの裏には、
天気(晴れ時々曇り)と気温(14)の予報が書き込まれています。それに、スズランの小さな花束も!」 ―「バルベックの朝ごはん」

《Bonjourannonce la météo (le beau temps parfois nuageux, 14 degrés). En plus, un brin de muguet !(en Cabourg, 2004)



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窓から見下ろすと…子供とトランポリン!*enfants jouants sous la fenêtre


イースターからペンテコステのころは、フランスがいちばん輝く季節。
この時期に見つけた愛らしいカード、左のは初聖体拝領の日の子供向けです。
(聖体拝領とは、カトリックのミサで 白くて円い聖餅を頂くことです。)
ルーアンのステイ先の隣家の客間にも、お子さんの初聖体拝領の写真がありました。

J' ai trouvé deux cartes entre Pâques et la Pentecôte.
↓ Ce garçon est comme une photo d'un fils chez voisin en Rouen.


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鈴蘭の鉢(チョコレート入り)と鈴蘭のカード、初聖体拝領のカード



日本で出会った初聖体拝領の白いドレスの女の子。男の子もおめかし♪


Trois enfants en blanche de la première communion au Japon.


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↓スペイン映画「エル・スール(EL SUR)」

「映画 スペイン エルスール お祝い 聖体拝領」の画像検索結果


スズランは「天国への階段」「聖母の涙」とも呼ばれます。
日本のスズランにも、「君影草」という別名があります。
日本の花は、西欧のものより小さく香りも淡いのだとか。
君影草(キミカゲソウ)という名前にふさわしい、可憐な花…。

Le muguet est appelé "échelle du paradis" ou "larmes de la vierge" aussi.
Au Japon, il est appelé "Herbe de ta visage" aussi.
Tu sais, un muguet est un ingrédient non seulement en parfumerie
mais aussi de la médecine.



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ゆるる白…たれが名づけた君影草おもかげ匂ふ皐月の朝(あした)

cette fleur blanche…
qui l' a nommée "herbe de ta visage" ?
elle m' appelle
ta visage mignonne
au matin du mois de mai




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Cloches
naïves du muguet, Carillonnez ! car voici Mai !
― Maurice CARÊME (1899-1978)



スズランの漢字は「鈴蘭」。
花が、葉がに似ているところから名づけられました。
香りのよい花をと呼ぶことから、蘭の字をあてたという説もあります。
そういえば、お気づきですか、「令和」の由来となった一節の最後の行…
の香りがうたわれています



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ピンクに縁どられた毛書体の「令和」、
すやり霞のような水色の地に白文字の本文。未来を寿ぐような、明るく華やかなイラストです。

snowdrop の写真を aster rose がイラスト加工してくれました。(5月1日)

(All Rights Reserved)






 

Commented by pikorin77jp at 2019-05-05 15:17
「天国への階段」「聖母の涙」 この愛らしい形が 涙  白はやっぱり天使を思わせますね。階段のように連なっているからでしょうか、、、鈴蘭に似た形の花は我が家の庭にもありますが 鈴蘭ではありません。本物の鈴蘭は 考えてみれば 北海道に行った時以外は 見たことないかもしれません。もちろん写真もとったことがありません。匂いも記憶にありません。甘い香りなのでしょうか?
Commented by snowdrop-uta at 2019-05-06 13:08
*pikoさん
そうですね。白はウェディングドレスや白無垢の色でもありますね。清らかなイメージです。
ダイアナ妃の結婚式のブーケにも入っていたそうです。

日本に自生するスズランは北海道くらいでしか見られないとか。
pikoさんは本物をご覧になったんですね!
スズランの匂いというと、反射的に香水の匂いを思い出してしまいますね。

お庭に咲いているのはスノーフレークですか?
別名は鈴蘭水仙というそうですよ。
Commented by milletti_naoko at 2019-05-13 17:44
スズランの花、白くて小さく、形も愛らしいですよね。
先日夫がこれはスズランではないかと思われる葉を持つ植物が
群生しているのを見て、今頃咲いているのではないかとおととい
訪ねたら、花はスズランではなく、ニンニクの親戚らしいと分かって、
がっかりしていました。

初聖体拝領、白い衣装はイタリアと同じですね。最近は各地で
初聖体拝領のミサとそのあとの家族の祝いの宴が開かれるため、
土日はその地域のそういうミサの日に当たると、どのレストランも
空きがないということさえあるそうです。
Commented by snowdrop-uta at 2019-05-14 06:32
*naokoさん
行者ニンニクでしょうか?葉っぱが似ていますね。
ニンニクを食べれば、行者さんに力がつき過ぎて修行にならないそうですが
スズランを誤食すると危険だそうです。正しく用いれば薬草になるのですが。
まさに「毒にも薬にもなる」スズラン!

イタリアも白い衣装なんですね。見てみたいです。
ポーランドのピアニストも、ショパンのある曲を弾くと
聖体拝領の白いドレスの少女のダンスが目に浮かぶと語っていました。
祝いの宴、スペイン映画の「エル・スール」で見たことがあります。
楽しそうでした(図版追記しました)。イタリアでも長袖でしょうか?
今のイタリアのお話が聞けて、とても嬉しいです。グラツィエ!
by snowdrop-uta | 2019-05-05 07:00 | 旅(西洋)(journey*West) | Comments(4)

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