2018年 08月 18日
ほとけさん花 * Fleurs de Bouddha
矢田寺(2016年)
一昨年の梅雨どきに見かけた花火のような紫陽花、瓔珞玉紫陽花というらしいのです。
ヨウラクタマアジサイ?
「瓔珞(ヨウラク)」とは、仏さまの装身具や、お寺やお仏壇の玉飾りなどを指します。
ひらひらの飾り花が垂れているのを瓔珞に見立てたのでしょうか。
この紫陽花を摘む天女も、首飾りをつけていますね(下図)。
Ce hortensia s' appelle hortensia rond avec des bijoux.
Ceux de Bouddha, Bodhisattva, temple, etc.
水鏡 reflecting water (hydrangea) TSUCHIDA Bakusen
(『土田麦僊』朝日新聞社)
虚空蔵菩薩像 (瓔珞部分)(『曼荼羅と来迎図』講談社)
Ākāśagarbha Bodhisattva (12c) (detail: beads)
お盆の週なので、蓮のお干菓子を並べてみました。
Voici des fleurs pour Bouddha, le lotus…
蓮坊主のシャワー浴びたし盆の秋
「蓮坊主」は「芥子坊主」(下)からsnowdropがつくった言葉です。
Vous trouvez un lotus comme douche ou fruit de coquelicot ?
萬福寺で見た蓮の写真(6月)も並べてみました。
Voilà des lotus de Manpuku-ji.
ミセス・スローカム * Mrs. Perry D Slocum
景福宮*Keifuku Palace
君を想ふ小さきわが手はみ仏の蓮の花のつぼみのかたち
(きみを もう ちさき わがては みほとけの はちすの はなの つぼみの かたち)
(my small hands thinking of you are in the shape of a Buddha's lotus bud)
(短歌・写真ともに日曜に追記)
(All Rights Reserved)
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写真のナガミヒナゲシが私はとっても好きですが、
危険外来植物か何かに指定されているそうですね。
以前、インスタグラムに写真を載せていたら、警告のようなフィローがあって、知ったのですが。
蓮のお干菓子の色、形とりどりにあってとっても珍しく、
美しい夢のように思われます。
私もできるだけお昼寝をするようにしますね。
そろそろ秋の風が吹くという頃かも知れませんが、今年の夏は格別な暑さですものね。
お休みなさい。
おはようございます。
夕べはこちらは少し涼しくなりました。そちらはいかがですか。よく休めましたか。
宮沢賢治の「ひのきとひなげし」で覚えた「けし坊主」からの造語(?)
お気に召して嬉しいです♪
オレンジの雛罌粟、ナガミヒナゲシという名前なんですね~
たしかに、なよやかそうでいて、どこでも見かけるたくましい花です。
お盆の時期は、カラフルな 蓮のかたちの白雪糕(はくせんこう)が出回りますが
私は淡い色のちっちゃなお干菓子が好きです。
週明けに蒸し暑さが戻って来ないといいのですが…
秋の初めにかけては、夏の疲れが出やすい季節、おたがいお昼寝をして体調を整えましょうね。
おはようございます。
こちらは今日は少し暑いような、ですが曇りの日です。
昨日は3時過ぎごろから雨がありました。
やはり蒸し暑くなり雨の中、ちょっとだけお使いに行きました。
ナガミヒナゲシというのは長実雛芥子と書くようです。
花が終わった後の実のような部分が少し細長いので、そう呼ぶのかしらと勝手に思っています。
芥子坊主?
初めて聞きました。
素敵な言葉ですね。
「ひのきとひなげし」読んで見たくなりました。
この前の記事で、KAZUO ISHIGUROさんの本を取り上げていらっしゃいましたね。
私はどちらにしようかと迷って、結局「遠い山並みの光」を買い求めていました。
なかなか読書の時間が取れず本が読めませんけれども、近いうちに読めればと思っています。
こんばんは。
だんだん蒸し暑さが戻ってきましたね。
こちらは曇ると聞いていたのに、案外日差しがあって
屋内にいても圧迫感を覚えました。
こんな日は雨の中の方がちょこっとお出かけしやすいですね。
なるほど、細長い実のなる雛芥子なのですね!
賢治のけし坊主はきっとぷっくり丸顔の尼さんみたいなのでしょう。
ひなげしたちは、ひらひらドレスのスタアに憧れていたのに!
カズオ・イシグロさんの『遠い山並みの光』、水彩画による長崎の景色が表紙を飾っていますね。
しばらく前に姉妹ブログで写真だけ載せましたっけ。
彼の作品は何年かかけて、ぽつぽつと読んできたので、内容を忘れてしまったものもあります。
読み返せば、また一から楽しめることでしょう♪