2018年 06月 29日
オタクサ、オタフク * Otakusa, Otafuku
こんなきれいなものがこの世にあるなんて…
水晶のお宮?それとも、涙のブーケ?
C' est très beau…(Klaus dit il y a trois ans! )
Un château cristal ? Un bouquet des larmes ?
渦紫陽花。渦を巻いた花が滝となだれます。
そういえば、シーボルトの日本人妻の名はお滝さん。
彼女を残して一人帰国したシーボルトは
持ち帰った青い紫陽花を「オタクサ(お滝さん)」と呼びました。
L' hortensia comme une cascade.
La femme de Siebold s' appelle O-Taki-san (Cascade).
オタフク (1月)*Otafuku
渦紫陽花はオタクサ、ではなくオタフクとも呼ばれます。お多福!
そう聞くと、なんだか楽しげに見えてくるから不思議です。
でも、いちばん似ているのは…つまみ細工の花かんざしではないか知ら。
Cet hortensia s' appelle pas Otakusa mais Otafuku.
Elle ressemble à cette kanzashi-épingle à cheveux.
渦紫陽花のかんざし挿して傘さして訪ねるもんか冷たいひとを
ma kanzashi-épingle à cheveux
et mon parapluie couleur d' hortensia,
ils ne me font visiter
l' homme froid…
jamais, jamais!
傘を差した十六夜の月 (2015年9月29日)
la gibbeuse descendante sous la palapluie
十六夜の月みたいな石鹸
*sapone veneziana*
シーボルトに代はりて
海の果て ヤパンの空もこの宵は十六夜の月清(さや)けかるらむ
Heute
am Himmel in Japan auch
der Mond
der sechzehnte Nacht
muß schön leuchten
(statt Siebold)
シーボルトゆかりのシチダンカ(七段花*山紫陽花)
Hydrangea serrata*Siebold & Zuccarini
(wikicommons*2figs.)
オタクサはここちらです(Otakusa)
(All Rights Reserved)
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オタフク(お多福)、愛嬌がありますよね!^◇^
オタクサ(お滝さん)よりぷっくりしていて、色もさまざまです。
オタクサは青い手毬のような紫陽花なんです。ややこしくてごめんなさい。
最後にオタクサの図版を追加しておきます。
まるっこいオタフクの方は、お多福の目にも涙、と覚えてください。
お滝さんもシーボルトもそれぞれに再婚しました。
娘のイネを日本初の女性の医師に育て上げたお滝さん、きっとたくましい女性だったのですね。
早々と梅雨がどこかに行っちゃって
紫陽花さんは戸惑っているんじゃないかしら?
小さなティアラを着けたお花の精がたくさん集まって
クスクス楽しいおしゃべりをしているような、何やら楽しそうな紫陽花ですね(●´艸`)
つまみ細工の花かんざし、可愛い(。・ω・。)ノ♡!!
十六夜の月のような石鹸の香りと使い心地はいかに(°心∀°)?
今日地元の神社で天帝星供祭(星祭り)と称しての茅の輪くぐりの儀式があります。
作法を調べていたら回るときに唱え言葉の歌がありました!
(utaさんはすでにご存知かもですが...)
⭐︎茅の輪をくぐる時のまじないの言葉
●最初の左廻りの唱え言葉
「水無月の夏越の祓する人はちとせの命のぶというなり」
(みなつきの なごしのはらひ するひとは ちとせのいのち のぶというなり)
意味…“水無月(六月)の夏越の祓をする人は、寿命が千年伸びるといわれている“
詳細はこちら
https://トレンド情報ステーション.jp/tinowakuguri-sahou-1761
寿命が千年伸びるなら是非くぐらなくっちゃヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ!!
でもこの唱え言葉、3つ全部はとても覚えきれませぬ(@_@;)アウ~…
六甲山の特産植物なんだそうです。
そういえば、10年くらい前のことだったか、
お茶の先生が高齢のお弟子さんたちと一緒に六甲山に行き、
シチダンカを採取して来て、家の庭に植えておられました(本当はそんなことをしてはいけないんですけどね)。
ガクアジサイは最近も大輪のを先生から分けていただきましたが、
シチダンカはその後、どうなったのかな。
今度、お稽古に伺った時、聞いてみます。
関東はもう梅雨明けしたのですね!
こちらはまだ雲が広がってムシムシしています。
いっそ梅雨が明ければ朝夕涼しくなるのでしょうが…
ティアラをつけた紫陽花、ダンスパーティーのようですね。
つまみ細工の花かんざし、イメージぴったりの写真を
pinterestで見つけて、お借りしました♪
石鹸はこれ一つしかないので、開けていないのです。
ヴェネツィアの宿で使ったのは1999年だったから、
記憶もおぼろ月のようで…
暑さに弱いsnowdropはまだ茅の輪くぐりを体験したことがありません。
一つ目の唱え言葉、初めて知りました。ありがとうございます。(^o^)
来年こそは千年の延命めざして…と、情報ステーションをのぞいてみて絶句!
まるでダンスのステップではないですか!(@@;)
運動音痴のsnowdropはどこかで間違えてしまいそう。。。
二つ目は和泉式部ですね!3年前に本歌取りしました。
思ふことみな尽きねとて麻の葉を切りに切りても祓ひつるかな 和泉式部
みなつきね雨の白絃滝の声みづを慕ひて群るる蛍火 snowdrop
みなづきも過ぎましたね。 残り半年もお元気で!
シチダンカ、ヤマアジサイの変種なんですね。ご教示ありがとうございます。
別の方のブログのお写真で清楚な姿を見ました。
六甲の特産植物を大原で見られるなんて、と驚いておられました。
紫陽花は根付きやすいと言いますから、うまく増やせたかもしれませんね。
茶花にぴったりの七段花について語り合えば、お茶もいっそう美味しくなることでしょう。
亡くなった祖母も山野草が好きで、外出先で珍しい花を見ると
ハンドバッグがすぅ~っと開くんです。本当はいけないんですけどね。^^
紫陽花が、風情豊かな記事になってて、とても嬉しいです*^^*
オタフク、以前に切り花で頂いたのが初めての出会いでした
そのあとも、土に生えてる姿はまだ出会って無くて。
とてもかわいい紫陽花ですよね
つまみ細工の花かんざし、ほんと、似てますね!
台風の影響で、大雨になりそうですね
どうぞ、お気をつけて。
オタフクの名前、エキサイトの方々のおかげで知りました。
かわいい紫陽花だと思っていたのですが、名前までカワイイ!
こんな花を貰えたら、にっこりしちゃいますね♡
関東は早くも梅雨明けしたようですが
umiさんの紫陽花fesのおかげで、まだまだ花と雨が楽しめそうで
とても安らぎます。
スローなsnowdropですが、ぼちぼちご訪問したいです。
昨夜広島でも降り出したという雨、奈良はこれからのようです。
この雲がそちらへも流れてゆくのですね。
umiさんもどうぞつつがなくお過ごしください。
ほんとうに、可愛らしいです。
オタフクという別名、頬がふっくらと膨らむようにお花が膨らんでいるところからでしょうか。
花の名前も由来を知ると楽しいでしょうね。
シチダンカの山紫陽花とオタクサの絵は、ボタニカルアート風と言うのでしょうか?
またそれなりの名前があるのでしょうか。
とても繊細で素敵で惹かれます。
梅雨も明けて晴天の日が続き、暑くて大変です。^^
もう、2回、熱中症になりました。
自慢にもなりませんね。。。(^_^;)
snowdropさんもお気をつけて。
今年は急に蒸し暑くなって、体にこたえますね。
まして関東は6月中に梅雨明けだなんて…きついですよね。
熱中症、どうぞお大事になさってください。
お互い細っこい者どうし(自慢にならへん!)、
食べられるものは何でも口に入れて、水分をこまめにとりましょうね。
オタフク、多分ふっくらした花びらの形からついた名前でしょうね。
シーボルトの紫陽花は、ずばり、ボタニカルアート(植物画)ですね!
植物誌なので、それぞれ植物の学名が書き添えられています。
そこに、Otakusa と書かれているから切ないんです。
細密な記録画にも、繊細な味わいがありますね。
ルドゥーテというフランスの植物画家のバラ図譜もきれいですよ。^^
この女性作家さんの名前は初めて聞きました。
現代の作家さんなのですね!教えてくださってありがとうございます♡
この作家さんの Art of Botanical Illustration Hardcover という本の表紙の
チューリップの画像を、姉妹ブログの記事に使ったかどうか…忘れてしまいました。 f ^_^;
バラのグッズ、色々あるんですね。華やぎますね ☆☆☆
おたがいマイペースでゆきましょう。
私は今週はちょこっとハイペースになりそうですが…
ご訪問もマイペースで、お心の向くままになさってくださいね。